朝夕は大分涼しくなって参りましたが、まだまだ日中は30度を超えキツイ日差しが照り付けております。適度に水分補給をしながら今日も午後から往診へ行って参ります。
本日は午前中外来診療を行っておりましたが、患者さんのお声の中にこのようなものがありました。
「先生、特に痛みはないのですが入れ歯がキツくて取り外しが難しいんです。入れ歯の具合を診てもらえませんか?」
私はすぐに、義歯(入れ歯)の状態やハマり具合を診ましたが、特にクラスプ(装着用の留め具)がきつい訳でもなく、義歯床(上下の顎との接地面)の設置具合も問題ありませんでした。
いつもポリグリップを使用して、入れ歯を使用されているとのことでしたので、普段使っているのと同様にポリグリップを使用してみてもらったところ、適正量(人によりますが)よりかなり多いと思われる量を使用しておられましたので、半分くらいに減らすよう指導しました。

最初は、少なめにポリグリップを塗布されていたようなのですが、どこか心もとなく感じたようで徐々に使用量が多くなっていったとのこと。
ポリグリップを減らし、装着してもらったところ、装着感に違和感もなく脱着もスムーズに行えていました。
「これで食事をしてみて食べにくかったら、また相談させてください」
と笑顔で当院を後にされました。
お口のことに関して何か疑問に思われることがありましたらいつでもお気軽にご相談ください^-^b